インプラントの真実が分かる

インプラントの真実。納得のいく治療のためにお伝えしたいこと

まずは、当院のインプラントサイトをご覧いただきありがとうございます。
「インプラント治療の真実が分かる」とは言ったものの、そこまで大袈裟な話ではありません。
しかし、インプラント治療をご検討されている患者さんには、どの医院で行ったら良いのかはなかなか判断がつかないところもあるかと思います。

以下では、最低限知っておいていただきたいことをお伝えしていきますので、ぜひご一読いただければと思います。
もちろん「インプラント治療は絶対うちでやってください」ということではなく、患者さんご自身のことですので、納得のいく治療を選択できればと心から願っています。その上で当院でのインプラント治療を選択してもらえるのであればとても嬉しいことなのですが(笑)

それでは、本題に入ります。ここでお伝えしたいのでは大きく5つのことです。

インプラントのメーカーについて

まず、インプラントとは言っても、実は世の中のインプラントには数百ともいわれるほどのメーカーが存在しています。

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ここでお伝えしているインプラントとは、インプラント体のことであり、上部構造(かぶせ物)のことではありません。つまり歯の見えている部分のことではなく、土台(柱)となる部分のことを指しています。
この土台の部分にどのメーカーのものを使用するか、加えて術者の技術がどの程度かによってインプラント治療の成功率は変わってくると考えて良いでしょう。

当然、上記のようにメーカーごとにインプラント体の品質が分かれてくるのですが、安くて手軽にできるものから、少し値がはる高品質のものまであります。小さいインプラントメーカーであれば、後発ではあるもののそれなりに優れた品質のものもあるようです。

でも、その数百とあるインプラントの中で
実際何を基準に選んだら良いかは、
普通難しくて分からないですよね。

「安価で手軽」「値は張るが高品質」

インプラントの相談にいってみて、先生から「ここが良いですよ」と言われたら「じゃあそれでお願いします!」となるか、もしくは「そもそもそんな細かい話は聞いてないな」といったり、ある程度の信頼関係の中で成立しているのではないかと思います。

当院でおすすめしているのは、基本的には一般的に4大メーカーと呼ばれるメーカーのものです。

4大メーカーが全体の80%のシェアを誇ります

具体的には、ストローマン、ジンマー、アストラテック、ノーベルバイオケアのものです。
現在世界で使用されているインプラント体ではこの4つのメーカーで80%以上のシェアを占めていると言われています。つまり、残りの数百というインプラントメーカーで20%弱のシェアを分け合っているのです。

ストローマン、ジンマー、アストラテック、ノーベルバイオケア

何を基準に選ぶのか
保証やアフターフォローがあるか
ここで大事なのは、インプラント治療の特性上、手術の失敗は今後の人生に大きな影響を及ぼしかねないということを前提に、今後何か起こった場合にしっかりとした保障・アフターフォローをその医院が行ってくれるかという点です。
インプラントメーカーの存続はどうか
そしてもう一つとても大事なのが、もし何かインプラントに異変があった時に、そのインプラントメーカーが存続しているということです。基本的にはどの医院においても10年保証をしてもらえると思うのですが(短いところは要注意です)、その10年の中で以前に入れたインプラントのメーカーがなくなっていた場合、その後の保証対応ができなくなってしまうということも考えられます。

当院では、主に「ジンマー」というメーカーの
インプラントを使用していますが、
少し値が張ってもこのインプラントを使用しているのは
上記のような理由があるからです。

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また、細かい話ですが「ジンマー」のインプラントは、結合部が外ねじの構造であり、少し遊びがあることから、各社それぞれ良いところはあるのですが、最も離脱の率が低く、長持ちするものと僕は思っています。
遊びがあることで、外からの強い衝撃を和らげ、歯の根っこの部分がダメになってしまうのを避けられるイメージです。

要するに、少し高くなったとしても、今後もインプラントメーカーとして存続し続ける会社のものを使用した方が、リスクは圧倒的に低くなるということです。

インプラントの金額の違いの大きな部分はここにあるといっても過言ではありません。

歯科用CTを取り入れている医院か

2つめは、歯科用のCTを入れているかどうかは確実にインプラントをどこで行うかの選定基準とした方が良いでしょう。

基本的に2次元でのレントゲン検査を行う機材はすべての歯科医院に導入をされているのですが、この歯科用CTは3次元での診断が可能で、完備しているところはそう多くはありません(なぜならかなり高い機材だからです…)。

そして、この2つの機材のですが、状態の正確さを判断するのにとても大きな違いが出てきます。

インプラント治療は、細部の状態を正確に把握する必要があります
歯科用CTは、3次元での診断が可能になるので、インプラントを行う部位の状態、その周辺の状態などを正確に把握することが可能になるため、インプラント治療の成功率は格段に上昇します。
従来のレントゲンだけでは、平面での診断になるため、奥行きや深さ、部位の状態など、インプラント治療に必要な細かい部分の診断は非常に困難です。
これまでインプラントでCTを使用しなかった時代は、それこそ術者の経験値に頼る部分が大きかったと言わざるをえません。

インプラントを行う部位の「奥行き」「深さ」「状態」などの把握が必要となる

インプラント治療専用の手術室が完備されているか

3つめは、インプラント治療を行う際に
完全個室を完備しているかどうかです。

インプラント治療は外科手術になるので、基本的に可能な限り完全滅菌状態で行う必要があります。
極端な例かもしれませんが、全身麻酔を使用した手術をするときに、隣で普通に内科医の先生が風邪の症状の患者さんの診察はしませんよね。それと同じく、やはりインプラント治療においても、同様にそれくらいシビアに患者さんの手術の成功率を上げるために準備が必要なものなのです。

当院では、更に神奈川県では恐らく唯一かと思うのですが、患者さんの診療台を完全無菌状態にエアーコントロールをするためのクリーンエリアプラスという機材を導入しています。

そこまでやらなくても…という声も聞こえてきますが(笑)、僕はそれくらい臆病なのでインプラント治療における少しのリスクも減らしたいと思っています。
確かにここまでせずとも、少なくとも完全個室を完備しているかどうかは一つの判断基準として良いでしょう。

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クリーンエアプラスについて

3人体制でのインプラント手術

4つめは、3つめの完全無菌にも関わるお話なのですが、手術時は術者を含めて
3人体制で行っているかどうかというところも大事な判断基準になります。

少し細かいのですが、なぜ3人も必要なのかをお話しします。

完全滅菌状態の外科処置をする術者
まず、1人目は完全滅菌状態の外科処置をする術者がいます。術者が完全滅菌であることは言うまでもありません。
使い捨て(よくディスポと言われます)の手術着、使い捨てのゴム手袋をしているかどうかも大切な条件です。
完全滅菌状態の術者のアシスタント
2人目に、完全滅菌の術者のアシスタントが必要になります。同様に手術着、ゴム手袋などはすべてディスポを使用した方が良いでしょう。
完全滅菌でない術者のアシスタントのアシスタント
3人目は、完全滅菌ではない術者のアシスタントのアシスタント的な立ち位置の人が必要です。なぜ完全滅菌ではないかというと、器具をアシスタントに渡す時に、外気に触れた袋から滅菌された器具を出さなくてはならず、どうしても3人目のアシスタントは完全滅菌ができないからです。完全滅菌された器具の入った袋から取り出すだけのアシストも実は滅菌対策においてとても重要な役割を担っているのです。

常勤ドクターの人数

5つめは、意外と盲点なのが医院に常に勤務しているドクターの数が少なくとも
2名、できれば3名いることがあげられます。

なぜインプラント治療を行う際に複数のドクターが必要であるかといえば、通常、インプラント治療を行っている際、一般診療はできません。つまり、もしドクター1人でインプラント治療を行っていては、急患の患者さんも対応できないばかりか、何か緊急のことが院内で起こった際に対応が難しくなるからです。

安全性の観点から、インプラント治療をする際はドクターの数というのも大事になってくるのです。

長く使うものだからこそ
さて、ここまで長々と書いてきましたが、インプラント治療と一口に言っても、実は1本のインプラントを埋入するのにこんなに準備をしなければならないのです。
だからなかなかインプラントは安くできるものではないというのはお分かりいただけたかと思いますし、それだけの準備と、今後の責任も含めて背負おうと思うと、どうしても安くても1本30万円~という高価なものになってしまうのです。

ただし、これから長く使うものですから、自分の健康のことを考えて、しっかりとした知識をもとに少しベストな選択をしてもらえたら嬉しく思います。

最後に、僕は大和のこの地に開業し、地域の患者さんの健康を純粋に願い、今日まで診療を行ってきました。また、インプラントなどの高度な治療も提供できるように、歯科医師になったその日から、今でもほぼ毎週のように臨床系のセミナーに参加し自己研鑽を積んでいます。
なぜそこまでするのかと言えば、私は歯科医師家系の家庭に生まれたわけですが、この職業を天職と思っているからです。70歳をゆうに超えた父は先日引退したのですが、歯科医師としての技術研鑽、職業観、天職発想などを大事にしている背中をみてきました。私も生涯研鑽を続けるのだと思います。
そして、インプラント治療においては私の家族や、その友人たちにも自信を持って提供ができるようなレベルであると思っていますし、これからもよりそう強く思えるように研鑽していきます。

僕だけではなく、そんな想いでたいよう歯科クリニックは治療に取り組んでいます。もし当院でインプラント治療をご検討される場合は、その他のページもぜひご覧になってください。

長々とした拙い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。皆様の健康を心より願っております。

理事長 加藤 陽一郎

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